肺塞栓を完治させ、転移した肝がんと大腸がん、一気に!
- 2016年05月09日 10:13
- SulSup先生へ
すぐに回答頂き誠に有難うございます。ゾメタ点滴後に微熱が出るかもと言われましたが、高熱なるとは一言も話されませんでした。
2回目は1回目(2ヶ日間)よりは軽かったですが高熱になりました。
主治医はすべてに説明不足に感じます。
先生のようにきちんと説明してもらえれば患者として安心であり助かります。
- 2016年05月09日 07:44
- 太公望さん
ゾメタの点滴で1回目を行った後、インフルエンザ様の発熱、倦怠感を自覚する患者さんは2-3人に一人はいます。1日で解熱すると思います。
これは1回目のみで、2回目以降に発熱することはほとんどありません。
少なくとも私は2回目以降は経験していません。もうあまり気にしなくても良いと思います。少なくとも主治医は薬の主な副作用くらいは話しておくべきですが。。。
ただ、どうしてもいやというのなら、ランマークという薬剤もあります。一長一短がありますが、ランマークの場合余分に経口のカルシウム薬を追加しないといけない、顎骨壊死のリスクが高くなるというリスクを伴います。ゾメタの場合は腎機能に注意する必要があるなどの副作用もあります。実験的にはゾメタの方が抗腫瘍効果があるなどのことを考えて、私は比較的ゾメタの方を好んで使用しています。
- 2016年05月08日 23:45
- 角さんへ
第1段階の治療無事すんで良かったですね。次は大腸の治療ですね頑張って下さい
SulSup先生、カントクンさん
アドバイス有難うございました。すぐに返事と思っていましたが、体調不良で今日になり申し訳ありません。
連休明けの6日診察に行きましたが待合室は座るとこもないくらい多さ。
医師3人で診られているけど長時間待たされCT、骨シンチ、イクスタンジ、ゾメタの件相談しようとしたのですが、今日はとにかく多くゆっくり時間取れないから、申し訳ないが今日の血液検査結果と一緒に説明(今後の方針も)しようとなりました。(来週木曜日までに)仕方ないかなと思いました
SulSup先生ゾメタ注射後は高熱(38度後半)が続きますか(2日間)1回目は高熱が出るかも2回からは微熱と聞きましたが・・・・
ゾメタに代わる薬はありますか。よろしくお願いします
- 2016年05月08日 17:59
- よんださん
PSAが少々して低下しているので、それがフレアです。
ひまわりさん
骨シンチで白黒画像しか見たことがないということは、骨シンチでBONENAVIという解析ソフトがまだ導入されていないのだろうと思います。
ですから、BSI値は分からないと思います。
骨転移の数が分かってもその程度がこのブログでは分からないのですが、Alpがそれほどど高くないようですので、推測ですが、それほど骨転移の程度はひどくはないでしょう。
それならば、ゾーフィゴを待っても良いかもしれません。
主治医とよく相談してください。
角さん
第一段階の治療(RFA)お疲れまでした。
大腸の治療が第2段階、それから骨転移の治療ですね。
ドセタキセルの間隔が開いたので、ひまわりさんのお父様と同様、タイミングを考えると、ゾーフィゴという選択肢もあるかもしれません。
あとは、術後の経過次第ですね。
これからも頑張ってください。
- 2016年05月08日 16:54
- Sulsup先生
骨シンチの画像プリントは白黒なのですが、値の説明はありませんでした。値らしい数字はないように思います。
左側にA WU=100 B WU=155
WL=0 WL=0
(0―12%) (0―19%)
とプリントされています。
Alpは2016年4月 258です。BAPの項目はありません。
Sulsup先生のおっしゃるように、他臓器に転移がないのならラジウム(ゾーフィゴ)を待ちたいと思います。
父の状態からみてもNSEの検査を合わせてしてもらったほうがいいでしょうか。
角さん
こちらのブログをお借りするかたちですみません。そして、本当によかったです。応援しています。
- 2016年05月08日 16:24
- CT での焼灼の確認は、明日になりました。その確認が終われば、第一段階の肝転移の処置が終わります。
思いもしなかった肺塞栓に悩まされましたが、なんとかここまでこぎつけたという感じです。肺塞栓は北里メディカルセンターで11日治療し、こちらの病院でも抗血栓薬をずっと投与されていますので、改善されています。
3月29日以来、前立腺がんの根本治療はしてませんが、次に直腸癌を局所療法して、5月末までは終わらせようと思っています。
ほうっておいたら1年もたない命。二つの手術で少しは延びるかもしれないという可能性を求めて、心折れずに頑張ります。
- 2016年05月08日 09:47
- 角さん
一つ目のハードルお疲れさんでした。つぎのハードル心して立ち向かわれるとお察ししています。
小生のドセタキセル治療は1クール(149)、2クール(168)とどんどんPSA 上昇でどうなるかと思っていました。3クール(148)目で少し下降。これをフレアというのでしょうかね。
農作業の忙しい時期、これで仕事に没頭できます。
- 2016年05月08日 09:34
- 良かった。まだまだ先があるのでしょうが
何故か涙が止まりません。角さんの頑張りに心から応援してます。
- 2016年05月07日 10:16
- 昨日(5月6日)、
RFAの手術をやっていただきました。
肝転移している2箇所です。
奥の方(背中)のやつが、直径は2 .5cmながら、縦に長いやつだったので、上部と下部、2回焼灼したよです。
針を刺すときは痛くないのですが、ポイントが定まり焼灼にはいると、右上半身に鈍痛がはしります。それを耐えること4回だったかな、RFAの手術はおわりました。
終わったとき麻酔で朦朧とした意識の中で、ありがとう、と何回も叫んでいたような気がします。
今日はCTで、焼灼した部位を確認する予定とのことです。 まずは第1ステージは終わりました。
みなさんの励ましのコメント、ありがとうございました。
- 2016年05月07日 08:02
- ひまわりさん
CTと骨シンチは定期的に撮られているようですね。また脚気をプリントアウトして渡しているというのは、しっかりした主治医だと思います。
骨シンチではBSI(画像では骨転移のある場所の赤色表示)を計算。されているでしょうか。
BSI値があると、転移の数ではなく、転移のひどさがよく分かるのですが。
いずれにしても、CTで他臓器の転移がないのなら(前立腺も問題ないのなら)、私であれば、PSAが少々上昇しても、症状がなければ、6月頃使用できるであろうラジウム(ゾーフィゴ)を待ちます。
なぜなら、今他臓への転移はなく骨転移のみということであれば、ゾーフィゴの効果は期待できます。
しかし、ジェブタナを先に使用して、次に再発したとき、骨転移だけという保証がないのです。ジェブタナを使用中に内蔵転移(肺や肝臓など)が出現して悪化すると、骨転移があっても、ゾーフィゴがあまり意味ないものになってしまう可能性があるからです。
ですから、私ならゾーフィゴを先に使用します。
もちろん、ゾーフィゴを使用しながらも途中でCTや骨シンの検査は継続する必要はあります。途中で内蔵転移が出現しないとも限りませんから。
またゾーフィゴを使用している途中PSAの変化はあまり気にしない方が良いです。むしろ、AlpやBAPの推移、BSIの数位を見ていくことが重要です。
主治医がそれ以上の何かの考えをもってジェブタナを勧めているのなら、それでも良いかもしれませんが。
- 2016年05月06日 21:44
- Sulsup 先生へ
お忙しい中、お返事ありがとうございます。
10年位前から肥大と言うことで病院にはかかっておりましたが、このような結果になってしまいました。
骨転移は画像プリントで説明を受けているのですが、肋骨・仙骨・股関節・腸骨。癌による症状は特に骨が痛むとも言ってはおりません。食欲もあります。
CTは骨シンチとセットで撮っています。MRIは昨年、11月に撮りました。先月、CTには問題ないとのことでした。
NSEのマーカーはしておりません。
主治医はジェブタナを強く勧めています。病院まで1時間以上かかるのですが、万が一何かあった時は近くの病院に行っていいのか?聞いたところ、こちらに来てほしい。とこのようなこともあり少し不安があります。
父のためにも少しでもいい選択をしたいと思います。
- 2016年05月06日 08:24
- ひまわりさん
診断時、GS5+5=10で、膀胱浸潤まであったにもかかわらず(T4)、PSAが低値、骨転移はなかったということは、正直なところ、診断時からかなり悪性度が高く、ホルモン療法が効きにくいタイプの前立腺癌だろうと推測します。
現在、ドセタキセル10コース、その後イクスタンジを使用してもPSAが再上昇しているとのことですが、骨転移の程度がどれくらいでしょうか。
副作用ではなく、癌そのものによる症状はありますか。
PSAを上昇させている主な病変はどの部位でしょうか。骨転移が主体でしょうか。
骨転移が主体ならば、ラジウム(商品名ゾーフィゴ)を待っても良いかもしれません。
おそらく早く使用できる施設ならば6月頃には使用できるでしょう。
ところが骨転移があっても、まだごくわずかで、骨転移以外の他の病変が主体ならば、あまりゾーフィゴは期待できないでしょう。ゾーフィゴは骨転移にしか有効ではありません。
骨シンチ以外にCTなどの画像評価はされていますか。
膀胱浸潤があったとのことなので、もとの前立腺の部位の再発はないでしょうか。造影CTや造影MRIである程度は見当はつくと思います。
もとの前立腺が再燃しているのなら、場合によっては針生検をしても良いかもしれません(必ずしも必須ではありませんが)。
前立腺部の再発の場合ならば、前立腺に対する放射線療法も治療の選択肢になるかと思います。
また、NSEなどの採血でのマーカーはいかがでしょうか。
そういう検査を十分検討されて主治医が判断しているのならジェブタナを使用しても良いかもしれません。
それらを確認されて、治療方針を主治医と決めていってください。
- 2016年05月06日 08:02
- 続きです。
2015年12月~2016年3月 イクスタジン4錠、14日処方→副作用、だるさ・足先のしびれにより。以降3錠に
2016年2月 PSA3.492
2016年3月 ランマーク・デノタス→1回のみ。地元歯科医より炎症があるため中止
2016年3月 PSA5.417、骨シンチ
新たに骨転移あり。父の場合ホルモン剤が効かないとジェブタナを勧められる。しびれにより、リリカ追加
2016年4月 PSA9.271 ジェブタナ断る。父はOKをしたもののまた、しびれなどは辛い。
5月10日に同病院歯科受診後、OKが出ればそのままジェブタナをすることになっています。前回4月に塩化ラジウム223のお話もしましたが「ここでもできるようになる。ジェブタナをやった後でもいいでしょう。」とのこと…また、ジェブタナは初回から外来で点滴治療。家族は強い薬を使っていいものかとても不安に思っています。
実は、私もガンを患いやっと10年を迎えられると思っているところに父のガンがわかりショックを受けました。「一日一笑」を心掛けて日々を過ごしております。父には笑顔の処方をすることしかできませんが、負けない気持ちと笑いで乗り越えていきたいと思っています。
どうかご意見をいただければ幸いです。
角さん、前向き、外向き、上向きで!がんばってください。
- 2016年05月06日 07:58
- 続きです。
2015年12月~2016年3月 イクスタジン4錠、14日処方→副作用、だるさ・足先のしびれにより。以降3錠に
2016年2月 PSA3.492
2016年3月 ランマーク・デノタス→1回のみ。地元歯科医より炎症があるため中止
2016年3月 PSA5.417、骨シンチ
新たに骨転移あり。父の場合ホルモン剤が効かないとジェブタナを勧められる。しびれにより、リリカ追加
2016年4月 PSA9.271 ジェブタナ断る。父はOKをしたもののまた、しびれなどは辛い。
5月10日に同病院歯科受診後、OKが出ればそのままジェブタナをすることになっています。前回4月に塩化ラジウム223のお話もしましたが「ここでもできるようになる。ジェブタナをやった後でもいいでしょう。」とのこと…また、ジェブタナは初回から外来で点滴治療。家族は強い薬を使っていいものかとても不安に思っています。
実は、私もガンを患いやっと10年を迎えられると思っているところに父のガンがわかりショックを受けました。「一日一笑」を心掛けて日々を過ごしております。父には笑顔の処方をすることしかできませんが、負けない気持ちと笑いで乗り越えていきたいと思っています。
どうかご意見をいただければ幸いです。
角さん、前向き、外向き、上向きで!がんばってください。
- 2016年05月06日 07:58
- はじめまして。コメントすることも初めてなのですが…
父 72歳 (現在)
2013年11月 PSA11
グリソンスコア5+5 pT4pN1M0
2013年12月 PSA3.511
ゾラデックス→継続中、カソデックス
2014年7月 PSA0.157
尿道狭窄手術 膀胱への浸潤、膀胱尿道吻合部にも浸潤
2014年8月 骨シンチ 骨転移あり
2014年10月~2015年6月 ドセタキセル 130mg 10クール(手足先のしびれ)、デカドロン→継続中。PSAスタート時0.340,10回目1.324
2014年12月~2015年9月
ランマーク、デノタス→現在、地元歯科医より抜歯により一時中止
2015年4月 骨シンチ
2015年7月 骨シンチ (薄くなったと言われる)
- 2016年05月06日 05:51
- 今日1時半から、 RFAの手術です。この病院の消化器内科のチームは慎重ながらも、熱いハートをもっていて、手術に踏み切っていただきました。
自分の意思を尊重してくださいました。
これで、1st stageは切り抜けられそうです。
- 2016年05月05日 19:48
- 角さん
RFAが明日と決まったわけですね。
第I段階がはじまるのですね。
ということは、いずれ第2段階に入るということではないでしょうか。
とにかく、まず明日頑張って下さい。
- 2016年05月05日 18:01
- 角さんへ
毎日新聞5月1日第9面中部地区番の
コラムに
ひたむきに生きて
天野 篤 順天堂医院院長
不屈の意志が生む奇跡のタイトルにて
「一度助けると決めた患者は、どんな状況でもあきらめない」先生は約7200例の手がけた一人のサッちゃんの緊急手術で、地方病院で自衛隊の基地が近くにあることを思いだし、約30人の若い隊員の献血のお願いがかない、助けることができ、大切な事を学ばれたと書いておられます。
角さんへ、この記事と同じく、よい道が開けます事を信じお祈りします!
- 2016年05月05日 17:19
- RFAの手術が、明日の午後1時30分からと、決まりました。
前にやったところは大丈夫とのことで、その下にできたものと、12月にCT でみつけていた2箇所の焼灼となりまそた。
設備もよくチームでやっていただけるので、安心です。
「前向き、外向き、上向き」そして「すべてにありがとう」とこころのなかでつぶやいて
- 2016年05月05日 10:33
- 皆さんも、病院・医者の治療に対する考え方・態度に納得できないようですね。
私も、大公望さんや、欄美さんと同じように、納得できていません。
なので、罹病から1年と5ヶ月で転院を二回してしまいました。
(角さんみたいにできればよいのですが)
なかなか思うようにはいきません。
しかし、自分の命ですから、自分の思うとおりにやろう、と思っています。
角さんの治療の成功を祈っています。
- 2016年05月05日 07:02
- SulSup先生へ
先生の説明は、本当にわかりやすいです。なぜ血栓が手術にとって危険なのかよ~くわかりました。
ようするに今できている血栓に、手術中にできる血栓がひっついて肺塞栓になってしまうのですね。
主治医には「あぶない」、ばかりいわれて、どのように危ないのか説明がないので勝手に自分でそうぞうしていました。血栓が別のところへ飛ぶのかとか。
現在、ヘパリン4本目の点滴がおわろうとします。午後に5本目の点滴になります。効き目がよわいのか、じょじょに濃度があがっています。
以上です。ありがとうございました。
- 2016年05月04日 23:18
- 角さん
確かに連休中は医者はまずdiscussionしないと思います。
質問に対して、正直なところ、私は麻酔科でないため正しくお答えすることができません。
ただ、推測でおはなししますと、いったんできてしまった肺塞栓症は症状も改善しており、血栓も小さくなっているため、今ある肺血栓はそれほど問題はないのではないかと思います。
問題なのは、以前にも述べましたが、血栓ができた人はまた血栓ができるリスクが高いのではないかという心配です。
おそらく手術1週間前まで血栓溶解剤を使用して、手術1週間くらい前からヘパリン化という処置をして手術に望まなければなりません。
しかし、手術していなくてもいつの間にか血栓ができてしまっていたので、手術ということになると、より血栓ができやすくなり、それがまた飛んでいって肺血管を詰まらせてしまうのではないかという心配です。
ですから、術直前に下大静脈にフィルター(アンブレラフィルター)を通してその血栓が飛んでも肺に行きにくくするという処置をして手術に望むという方法もありますよ と言ったのです。
ですから決して手術ができないというわけではないと思っています。
私にも過去にそういう処置をして前立腺全摘除の手術をした患者さんを持ったことがあります。もちろん無事に手術は終わりました。
しかし、当然、手術でのリスクは高くなるのは事実です。
私はこれ以上のことは何とも言えません。その他に手術ができにくくなる要因が見当たりません。
様々な先生の意見を聞いて判断するしかないと思いますが、先生たちを信じることだと思います。
角さん、頑張ってください!
- 2016年05月04日 19:19
SulSup先生へ
この病院に入院してから1週間になります。
はやくRFAや大腸がんの手術をすることを望んで、そのことをこの病院の主治医に話しているのですが、手術をめぐって消化器内科、外科さらには泌尿器科の先生を交えてカンファレンスを行っているようですが、連休ということもあるのでしょうか、はっきりした方針を説明してもらえていません。
その原因は、「肺塞栓」です。そこで
SulSup先生にお聞きしたいのですが、「肺塞栓」があると手術が困難になるのは、麻酔などをかけた時に血栓が飛んで「手術死」のリスクが高いからである、と先生方の言葉のはしばしにかんじるのです。
SulSup先生はこの問題、どのようにお考えでしょうか。
- 2016年05月04日 12:34
- 蘭美さん
おそらく、主治医が75といったら、総投与量が112.5 mgということになります。
現時点で、体重が1,2キロ増えても、体表面積はほとんど変わりません。1.54が1.55 m2になる程度ですから、総投与量は90mgで良いと思います。
カルテに入力しているところを確認したら良いと思います。
何のための投与日の入院かよくわかりません。
抗癌剤投与日に何か起こることはほとんどなく、むしろ投与後翌日以降に倦怠感や食欲不振、5-14日に骨髄抑制が起こるので、注意すべき日を考えれば、主治医(大学病院の泌尿器科)が無知としか言いようがありません。
確かに病院は様々な患者ががいて、自宅の方が清潔ということはあり、自宅で養生してもらうということはあり得ますが、それは、大学へのバックアップ体制が整っている場合の話であって、急変時にすぐに受診して、外来のベッドにでも横になってもらえる環境が整っていないと意味がありません。ましてや3時間以上も外来のいすで待たせるというのは論外です。私は熱がある患者さんは受診したら外来のベッドにまず寝かせます。
ザイティガに関しては、ステロイドに関してはそれほど気にする必要はないと思います。イクスタンジと効果はほぼ同等と思ってください(以前にこのブログで説明しています)。どちらを使用するにしても、それなりの注意が必要ですが。
とにかく、蘭美さんとお父様が納得するまで、主治医と話し合うべきです。ダメな場合は角さんを見習って動いてください。
- 2016年05月04日 11:22
- SulSup先生、角さん本当にありがとうございます。
最初の抗癌剤の時に1日だけ入院して後は外来でした。2回目の投与7日後に好中球400になっていたので、入院希望しましたが、病院には菌がいっぱいだから、家にいる方が安全だと言われ、前回9日目200,10日目100になったので今回もまだ下がるのではないかと思うので、白血球を上げる注射をお願いしましたが、、あまり使いすぎるのはよくないし、これが底の数値かもしれないと言われ帰されたのです。
次回診察で、希望を書面にしたためていきます。電子カルテも見せてもらって、確認もします。
角さんに心配してもらったように、抗癌剤量の事はっきりわかっていません。前回投与量を聞いたら75ですと言われたので、60にしたいと言うつもりでいました。
(父は体重が増えて156センチ57,5になっているようです)身長と体重の計算で粗1,5の体表面積で、60 mgの投与の場合、総投与量90mgになるということでしょうか?前回の分でいうと75mg投与で総投与量113mgになっているということなのでしょうか?カルテにはどのように載っているのでしょうか?
こちらのブログでいろいろ参考にさせてもらって、今の主治医のは骨シンチ、CTなど前の画面と並べてみせてくださいとか、PSAだけにとらわれず、画像診断とあわせて判断したいとか、ステロイドは使いたくないので、ザイティガではなく、イクスタンジを使ってくださいとか(有効性に関するランダム化比較試験に参加させられてザイティガから使用になる)今回の発熱の時の対応への抗議など、意見をいう事は出来ていますので、今度の抗癌剤の事も納得するまで、承諾しません。
- 2016年05月04日 08:48
- 蘭美さんへ
わかっておられるとおもいますが、老婆心で。
抗がん剤投与量についてですが、
ドセタキセルの場合75mg/m2が標準りょうですが、この量を投与するわけではありません。身長と体重から計算する体表面積をこの量に掛けた量が実際の投与量です。
ですから、蘭美さんのおとうさまの投与りょうは、SulSup先生が書かれているように
「身長と体重から計算すると、体表面積はほぼ1.5 m2ですから、身長と体重から計算すると、体表面積はほぼ1.5 m2ですから、60 mg/m2であれば、総投与量は90mgとなります。60 mg/m2であれば、総投与量は90mgとなります。」この辺大丈夫ですよね。
それから太公望さんにも書いたのですが、主治医に伝えたいこと、話したいことを書面にしたためて、それを見せながらはなしをしたらどうでしょうか。その内容はこのコメントのやり取りを踏まえ蘭美さんの治療のご希望を書かれればいいと思います。あとは実行あるのみです。勇気を心に抱いて頑張ってください。
- 2016年05月04日 07:25
- 蘭美さん
たとえ医科大学病院であっても、若い医師がしっかりと治療できなければ、しっかりとした病院とは言えません。
確かに好中球がほとんど0になっても発熱しない患者さんもいますが、発熱が出る可能性を想定して、対処すべきです。
かなり命の危険性があった状況なので、次回投与するときは、患者側から強く言うべきです。遠慮する必要はありません。命がかかっているわけですから。
身長と体重から計算すると、体表面積はほぼ1.5 m2ですから、60 mg/m2であれば、総投与量は90mgとなります。
大学病院ならば、電子カルテなので、投与量が本当にそうなっているかどうか、電子カルテを見せてもらってください。患者さんの権利です。
初回のドセタキセル投与のときは、たとえ半量投与でも、私は2週間は入院させます。何が起こるか分からないのが抗癌剤です。特に7-10日前後で白血球が低下するのがわかっていますから、念には念を入れて入院して経過をみます。
半量投与ではほとんどの患者さんで何も起こらないのですが、白血球の推移を見ておくことで、外来で化学療法を行うときの参考になります。
とにかく、少なくとも60mg/m2で行うのであれば、投与後5日目から白血球が改善するまでは入院させてもらうよう強く言うべきです。
それを受け入れてもらえないのなら、今回は化学療法を見送り、角さんのように他院に電話をかけて希望通りの治療を行ってもらえる病院を探すべきです。
- 2016年05月04日 03:22
- 今回先生の意見を聞くことができましたので、60mg/m2量で1ヶ月毎、30mg/m2を2週間毎に投与、長期間作用型のG-CSF(商品名ジーラスタ)の提案をしようと思います。
フレアについては1回目の投与後PSAが上がってると言われたときに、可能性はあると思うのですがと言いました。それなのに2回目の後にPSA上昇してるから、違う薬にしましょうか?と言われた事や、好中球数200でも注射なしで何も起こらない人もいるのですとの発言には主治医に対して疑問がわきました。
あとドセタキセルにビバビリン併用で効果があるとのことなので、可能か聞きましたが、聞いたことがないとの事で2015泌尿器学会で発表があったと伝えると、うちではやったことがないのでできないとの事、素人考えなのですが、カンファレンスなどで相談するとかないのでしょうか?
通院中の病院は県内でも有名な医科大学付属病院(前立腺がんでは放射線、化学療法では一番症例数が多い)なのですが、主治医は新米のドクターです。発熱の時、電話連絡して来院したのに、血液検査と尿検査の結果待ちと言われいつもの混雑した外来で3時間半も待たされました。そのうち意識がなくなってきて、怖い思いをしました。今思えば尿が出ないと言っていることや、せめて血圧を測ってくれていたら、脱水による血圧低下で点滴など抗生物質の前にできたのではないかと思ってしまいます。
今度の来院は抗がん剤投与の日になっているのですが、先に診察があるのでその時に投与量の変更の提案をして許可してもらえたら、その日にうけることはできるのでしょうか?
- 2016年05月04日 02:15
- SulSup先生へ
早速のお返事ありがとうございます。
ドセタキセルの投与量については、角さんの最初に副作用が強くて、今の投与量を提案されたことに興味を持っていました。
最初の投与の時に主治医に聞くと、3週間毎に75mg/m2との事、私は父の年齢、小柄なことを挙げ(156センチ、56キロ)でもう少し少なくてもいいのではないかと言いましたが、最初はこれで行くとの事で、半量を2週間毎というのは、言えなくなってしまいました。
ちなみに骨転移は骨盤、腰骨、大腿骨、上腕骨、鎖骨、肋骨にありです。
量が少ないと効果が出ないのではないかと誤解してました。1回目の投与後、白血球減少などありました、発熱もなく、本人も思っていたより大丈夫というので2回目もそのままの量で承諾してしまいました。
続きます。
- 2016年05月04日 00:08
- 太公望さん
とりあえず、新薬がでる前の、つまり2年前以前に行っていた治療をして下さい、経済的に大変ですと、頼んで下さい。
- 2016年05月03日 23:55
- 太公望さんへ
せっかくビカルタミドで1年以上稼げたのに、ここからは大事ですよ。
自分たちには限られた薬で、命を繫ぐしかないので、悔いのないように、生きましょう。角さんも死をかけてるように、命をかけて。
sulsup先生、
患者側からすると医者に意見するのはかなり勇気がいります。
今までは、医者の言う事を聞いていればよいと思っていましたが、患者も自分の命は自分で責任を持たなければいけないのでしょうね、餅屋は餅屋なんて言葉もう、なくなってしまったのか。悲しい限りです。
しかしここでの、sulsup先生、角さんはじめ諸先輩方の実体験情報本当に大事です、自分の命、みんなで、助け合い医者に意見できる患者になりましょう。ここにはそれだけの情報はあると思います。そしてこれからも、医者がここに勉強に来るくらいの情報を残していきたいですね。
- 2016年05月03日 18:29
- 病床から、わざわざアドバイスして頂き本当に有難うございます。
手術目前の角さんからアドバイス頂き沢山の元気をもらった気分になります
今は一方通行的な感じですが「今後の治療希望」など書面にて提示していきたいと
思います。
参考になります。お互い頑張りましょう。感謝しています
- 2016年05月03日 17:06
- 太公望さんへ
病床からしつれいいたします。
イクスタンジ始めても、オダインへの変更は出来ると思います。
また画像検査の件ですが、転移の問題で今自分が、手術などをする状況になっているのは、定期的にCTなどを撮っていたからです。とても大事なことだと実感しています。
主治医に話しにくい場合は、「今後の治療希望」などと題して、書面にしたためて提示するのもいいと思います。その際、なんでその治療を選ぶのかできるだけその理由を書き添えるのです。
自分はそのような書面を主治医にみてもらって治療の方針を決めたことが実際にあります。
「患者だってこれくらい勉強してんだぞ!」という書面が作れるといいですね。
結果的に、自然に、こちらの土俵の上で話すことが出来ると思います。
- 2016年05月03日 16:11
- SulSup先生へ
1、画像検査については1月以降数回言いましたが「必要ない」だけ、今回は強く
頼んでみます
2、イクスタンジへの変更もいきなりです。フルタミド等の説明はありませんでした。ただ自分の方から値が下がったら元の薬(ピカルタミド)に戻せるかと尋ねたらできないと(しません、だったかも)
先生が言われるようにフルタミド等の話をしてみます
単刀直入にフルタミドに替えて下さいと・・・・・・でもイクスタンジを飲み始めたからできないといわれそうで心配です。
主治医からの説明私だけでなく全体的に少ないような気がします
大学病院(県内外)にセカンドオピニオンの問い合わせをしてますが、連休明けに本格的に動いてみます
有難うございます大変助かります。
- 2016年05月03日 12:13
- 太公望さん
PS:申し訳ありませが、現時点の画像に関しては、経時的な変化を見ておりませんので、何ともお答えできません。
ただ、あまり画像検査の間隔が開くと、何が何だかよく分からないことも多々ありますので、定期的検査は必要です。
- 2016年05月03日 12:06
- 太公望さん
やはりCT、骨シンチなどの画像検査をした上で、薬の変更を考えるべきです。
今後PSAが安定しないならば、3-4ヶ月毎に画像検査すべきです。
それと、どうしても、医者はビカルタミドの後すぐに高価なイクスタンジ、ザイティガなどに変更する傾向があります。
主治医はオダイン、エストラサイト、プロセキソールなどの話をされましたでしょうか。
それを説明せずにに新薬を使用する医者は、私から見ると、おかしいとしか言いようがありません。
しかし、患者さんからそれは言いにくいですよね。
しかし、今後患者さん側から強く言っていかないと、ビカルタミドの後すぐに新薬という流れになってしまいそうです。
一泌尿器科医として、本当に残念でなりません。
太公望さんの場合、自分から強く言うことができるのなら、フルタミド(オダイン)への変更もありだと思います。
とにかくフルタミドでも約70%の患者さんでPSAは低下、50%の患者さんで50%以上のPSA低下が期待できるわけですから。
先日仙台で開かれた泌尿器科総会でも、そのようなことが議論されていました。
とにかく、主治医とけんかしないようにうまく変更できることを期待します。
ダメな場合はセカンドオピニオン外来もありだと思います。
- 2016年05月03日 09:44
- SulSup先生へ
お世話になっています。連休明けに診察にいきますので先生のアドバイスをお願いします
1、PSA27年1月0.3、7月0.015をボトムに徐々に上昇し12月0.3今年2月
0.7 3月1.4です。(3月の値はイクスタンジ服用前です)
ゴナックス、ピカルタミド投与されていましたが2月の検査結果より再燃確実と言われ3月中旬からイクスタンジ、ゾメタとなりました。
検査ごとにPSAの値は倍増しているから急激な上昇と捉えイクスタンジしかないのでしょうか?(前回相談時は0.7でした。その後画像検査していません)
現在のPSA及び上昇率からしてまだまだフルタミド等でもいいとなった場合イクスタンジ2ヶ月弱服用していても戻ることは可能でしょうか
2、1月の画像検査ではCT軽度の悪化、骨シンチは軽快とのアバウトな説明で新たな処方なし、しかし2月のPSA上昇に伴いゾメタ投与、PSAの上昇だけで
骨も悪化していると判断できますか
(前回相談時にも先生は3ヶ月に1回は画像検査することを推奨されていましたが、主治医は何故かしません。もっと強くお願いするつもりです)
以上よろしくお願いします。
- 2016年05月03日 06:57
- 蘭美さん
では、 蘭美さんのお父様に関してですが、年齢が78歳ということですが、私であれば、通常のやり方であれば、60mg/m2という量で1ヶ月毎にドセタキセルを投与します。
ドセタキセル投与後PSAは上昇していますが、フレアの可能性も十分あるので、私なら、2回目、3回目と使用するでしょう。
ただ、副作用が強いので、2週間毎の半量投与(30mg/m2を2週間毎に投与)を行います。外来でも投与可能です。
これでかなり副作用は軽減されるでしょう。それでも白血球が低下する場合は、2週ではなく3週毎にすることもあります。
しかし、病院によっては2週間毎に投与はしないということもあるでしょう。
そのときは、最近保健で認められて使用できるようになった長期間作用型のG-CSF(商品名ジーラスタ)をドセタキセル投与後1,2日目に注射すると、あまり白血球は低下しないでしょう。これは明らかに白血球が低下する患者さんには適応になります(カバジタキセルに限ったものではありません、ただし、外来での投与になるでしょう)。
とにかく、ドセタキセルの次の投与は白血球が正常(3,000以上)に戻ってからになります。
カバジタキセルの使用に関してですが、お父様の場合、ジーラスタを使用してもさらに白血球が低下するかもしれません。
これは、骨転移の程度も影響します。あまりにも骨転移がひどい場合、骨髄抑制が強く現れる傾向にあります。
お父様の骨転移がどれだけのものかが分かりませんので、それは何とも言えません。
極端な例を言えば、カバジタキセルを1回だけ使用して、もう2回目が使用できないほど骨髄機能があまり回復しないケースも正直なところ経験しています。
その患者さんは骨転移が全身に及んでいたケースです。
またドセタキセルが効かなくなった場合、以前のホルモン療法で効く場合もないわけではありません。試してみる価値はあります。
以上の内容で理解していただけましたでしょうか。
- 2016年05月03日 06:38
- 蘭美さん
お父様は今大変なようですね。
でも、まだ落胆する必要はありません。
ドセタキセル(タキソテール)に関することは、この角さんのブログを半年前からさかのぼって読んでいただければ、かなり理解できると思います。
ですが、もう一度ドセタキセルに関する一般的なことを述べたいと思います。
ドセタキセルは通常3週間毎に75mg/m2という量を投与することになっていますが、日本人の多くでこの量は多すぎるだろうと思います。
私は75歳以上の患者さんであれば、60mg/m2を4週間毎に投与します。
また骨髄抑制(白血球の減少)は7-10日前後で最も強く現れます。
場合によっては、数日間G-CSF(白血球を増やす薬)注射しないといけない場合があります。
しかし、最近、ドセタキセルの2週間毎の半量投与というやり方も行われ始めていて、このやり方であれば、効果はほぼ同等で、白血球減少などの副作用が明らかに軽減できると思います。角さんも経験済みです。
ドセタキセルの有効性は日本人で平均7ヶ月です。もちろん全く効かない患者さんもいれば、数年間使っている患者さんもいます。
またドセタキセル開始後約1/3の患者さんで「フレア」という PSAが上昇し続けて、1-3ヶ月後にようやくPSAが低下し始める現象を示す患者さんもいます。わかりやすくいえば、これは、車でブレーキをかけても急には止まらないのと同じと考えれば理解しやすいでしょう。
もちろん、PSAだけでなく、Alpもそういうことが生じますし、骨シンチ上でも、3ヶ月後には見かけ上骨転移が悪化する様に見えます、骨シンチではむしろ半数の患者さんでが悪化するように見えるでしょう。
- 2016年05月03日 03:18
- 主治医でない先生の診察の時にドセタキセルは前立腺がんにはあまり有効性はないのかと質問したら、有効性は認められているが、3か月ほどの延命になるから、その3か月を自由に過ごすか、最後まで戦うかは本人次第だと言われました。それならば、今のところ痛みもないし、高血圧と糖尿の薬は服用していますが、大変元気なので、抗がん剤をしないで自由に過ごして、後は緩和ケアを考えたいと思いました。それで質問なのですが、
父の場合好中球減少は激しい方なのでしょうか?
ドセタキセルで細菌感染した場合、カバジタキセルでも起こりやすいのでしょうか?
いつも血圧が高い方なのに上が80になっていることで、細菌感染を疑うことはできたのではないか、年配で7日後好中球400なら、前回はその後も下がっているわけで、注射はするべきだったのではないかと思うのですが、どうでしょうか?
もしまだ菌が体内に残っていたら、次の抗癌剤は危険ではないですか?
PSAの数値だけにとらわれてはいけないと思いますが、抗がん剤をして数値が、250,280と上がっているのは、やはり効果がないという事になるのでしょうか?カバジタキセルに変えた方がいいのでしょうか?
カバジタキセルも効果がなくなった場合は、その後の治療はどうなるのでしょうか?ザイティガ3か月、イクスタンジ2か月しか服用してないので、もう一度使って効果は期待できないでしょうか?
長くなってすみません。よろしくお願いします。
- 2016年05月03日 03:10
- SulSup先生に、この場を借りて相談させていただきたいのですが、よろしくお願いします。父78歳が前立腺がんでホルモン治療全部をしてきました。骨転移あり、リンパ節、ほかの臓器に転移なしで、ザイティガ+プレドニゾロン(ランマークも)効果はなくプレドニゾロンの影響で糖尿病になったこともあり、イクスタンジに、PSAが上がっていたが、CTや骨シンチで転移など増えていないようで、様子見。PSA200超で、ドセタキセル1回目を3月8日に。6日後に好中球500、8日後200で白血球を上げる注射、9日後100で注射、13日後白血球あがるが、PSA250。4月4日2回目投与、7日後好中球400で注射なし、血圧が上80、9日後39度5分の発熱で、入院で抗生物質の点滴で熱は下がったが、血圧が上が最初35で、4日間50でした。80に回復し5日間で退院。5月2日何の菌かはわからなかったとの事、PSA280でカバジタキセルに変えるか聞かれ、ドセタキセルより副作用は強いか聞くと、そうですとの事、CTとってもらって、(以前急激にPSAが上がった時に骨シンチ、CTをとって転移の確認をしてほしいと言うと、とりすぎはよくない、転移は増えていると思ってくださいとの事)その結果で転移など増えていなければ、もう一回はドセタキセルでいきたいと言いました。CTはすぐには無理なので、今度の抗癌剤5月9日にしてその後合間にとるとの事。父本人はホルモン薬は全部使っているし、カバジタキセルを使って効かなかったら、もう治療ができなくなるのが、心配だと言います。私はドセタキセルで好中球減少が激しいと思うのですが、カバジタキセルになるとまた細菌感染が起こるのではないかと心配です。でも効果のないドセタキセルをするのは意味がないようにも思います。続きます。
- 2016年05月03日 00:07
- いつも角さんのブログさん拝見してました、とても参考になっています。今回の入院は大変だったと思います。無事退院できてほっとしました。その後手術をされるようなので、心より応援しています、また参考になるブログを待っています。
- 2016年05月02日 21:32
- この掲示板を見ている人、皆が角さんの快方を願ってます。どうか角さんが良くなりますように…。
- 2016年05月02日 19:31
- 続きです。
角さんの質問に関してお返事します。
まず大腸への転移に関してです。組織の生検の結果、AR陽性、PSAも陽性ということは、まず大腸の腫瘍は前立腺癌由来だと思います。
問題は、転移か浸潤かです。
私が以前に質問したかもしれませんが、初診時のもともとの前立腺癌の状況がどうだったかということです。
もともと前立腺癌が大きくて、今ある大腸の転移のところ付近まで大きかったのなら、実は転移ではなく浸潤していったところが再発したと考えられます。
私の患者さんで似たようなケースがあったことは以前にも話したと思います。その患者さんはかなり高齢で、もともと直腸からS状結腸にまで浸潤していて、いったんはホルモン療法で改善はしましたが、再燃後、S状結腸が悪化しました。ドセタキセルも使えない時代でしたから、どうすることもできませんでした。
しかし、もともとの前立腺はそれほど大きくなく、確実に離れたところの大腸に腫瘍ができているのなら、やはり転移だと思います。
どちらにしても、今前立腺癌が前立腺とは離れて大腸に存在しているわけですから、手術は通常の大腸癌に準じてできるのではないかと考えています。またRFAも大腸癌が肝臓に転移しているような漢字ですから、それも可能だろうと思います。
大腸の手術に際して、足の血栓の有無を確認することはもちろんですが、場合によっては下大静脈にフィルターを通して血栓がこれ以上肺の血管に飛ばないように予防して手術するかもしれません。
いずれにしても、よく主治医と相談されて治療を受けてください。
iPhone4sをもたれているとのことですので、いつでも質問してください。
(角さんにしては以外と古いiPhoneをもたれているようですので、是非とも今秋にでるであろうiPhone7を購入して楽しんでください。ちなみに私は6sです。しばらく7は買えません。(^_^))
- 2016年05月02日 19:29
- 角さん
入院してベッドにずっといると、いろいろな考えが頭の脳みその中をグルグルと駆け回っているのではないでしょうか。
体を動かさないとどうしてもそうなってしまうのではないでしょうか。
肺塞栓は確かに完治は難しいです。あくまで血栓が縮小して、血液が問題なく血管内を通るようにするのが目標です。
ご存じのように、熊本の地震でエコノミークラス症候群が増えましたが、原理は同じです。
ひどくならずにすんでホッとしています。
しかし、角さんはそれからさらにいろいろな治療を受けなければなりませんので、主治医から言われているようにそれなりのリスクがあります。
私は、そちらの病院の先生が、リスクがありながらも最大限の治療をしてくれると信じています。
もちろん角さんも信じているとは思いますが。
- 2016年05月02日 17:25
- SulSup先生へ
自分の大腸がんの手術をめぐって、この病院の先生方がベストをつくしてくれています。(この病院は、何人かの先生がチームを組んで一人の患者に、あたってくれます。)
ただ、大腸がんの性格をめぐっていろいろな見方があるようで、今日その点を詰め、手術の方向に進むようです。
埼玉がんセンターでは、前立腺がんの転移と説明されたのですが、こちらの病院ではそれに懐疑的なようです。
そこでお聞きしたいのですが、大腸がん(直腸ガン)は、前立腺からすこしはなれてはいますが、「浸潤」という可能性は考えられますでしょうか。あるいは、そのような患者さんを診たご経験はございますでしょうか。
自分は肺塞栓になり、さらに無呼吸症候群の症状も見られるということで、手術がかなり難易度のたかいものとなりました。
でも自分はあくまで大腸がんの手術の希望をすてない旨、しゅちょうするつもりです。
先生方のはなしあいの結論をまっているところです。話し合いにはさらに泌尿器科の先生も加わっていただけるようです。
NTT東日本関東病院より
角さん
- 2016年04月30日 14:53
- コメントをいただいた方々に、それぞれコメントをかえすべきとは思いますが、このような状態なのでご勘弁ください。自分の治療経過を書いていくだけにしますのでご了承下さい。
◆大きな誤解
肺血栓塞栓症は、治るものだと思っていたのですが、そうではないようです。肺にできた血栓は薬等で減らすことができるものの、なくなりはしないということです。
◆手術には血栓対策がつきまとう
普通の手術の場合でも、血栓には十分気を使って行うようです。特に麻酔をかけて手術を行うので、その際に足にできた血栓が肺の血管を塞いでしまうのです。また手術後でもずっと安静にしていると起こる場合もあるということです。
ですので、自分はすでに肺塞栓症を患っている身なので、その治療はしているものの、手術での血栓症のリスクはたかいのです。
◆治療の経過
1日目4月28日:4種類の画像検索、採血
2日目以降(1週間ぐらいか):抗凝固薬ヘパリンの点滴。
この治療が5月のあたままでつづくようです。その後手術に関する説明があると思われます。
巷はゴールデンウイークまっさかり。
明日、福岡から長女がかけつけ、ひさしぶりに親子4人がそろっていろんな話しをするよていです。
- 2016年04月29日 23:44
- ハードルが高い手術で、家族の方も不安、心配でしょうね。
同じD2患者として角さんからたくさんの元気、情報を頂き前向きに癌と向き合うことができてます。
医学を信じ頑張って下さい。
- 2016年04月29日 23:17
- 角さん、待っていますよ。隠れファンの方がいっぱいいらっしゃいますね。手術で麻酔がかかる時も思い出してくださいね。「前向き、外向き、上向き」角さんにかけてもらった
この言葉はいつも意識しています。
- 2016年04月29日 21:56
- はじめまして。
こちらのブログはかなり前から拝見させて頂いておりました。
父が前立腺癌に2年前より罹患し闘病中です。その間、角さんのブログで角さんの前向きな姿勢に本当に勇気を頂いていました。
私にとって角さんはちょうど父と同年代と思われ、なんだかブログを見てるうちに父とダブって思えることがあり、勝手に親近感を抱いていました。
私にできる事は何もありませんが、角さんを心より応援しています。
- 2016年04月29日 17:24
- 角さん
かなり、ハードの高い手術となるのですね。
死を覚悟?角さんには、似合いません。
必ず 必ず 乗り越えて戻って来てください。
角さんの発信するMessageに何度も勇気付けられ前向きに癌と向かい合う勇気を頂きました。
元気なお姿で戻られる事を切に祈ってます。
主人も50回近くドセタを打って、国内でも珍しいケースだそうですが、人それぞれ違うと思いますが、同じD2の方の励みになればと思ってます。
- 2016年04月29日 15:39
- 皆さん、コメントありがとうございます。さすがNTTの病院。無料のWiFiがつかえるスペースがあました。通話はできないが、それ以外のことができるiPhone4sをもってきたので、これでコメントなら発信できそうです。
現在、じぶんは肺塞栓をできるだけ小さくするために、抗凝固剤を点滴しています。肺塞栓があると大腸がんもRFA の手術も、かなりハードルが高い 、手術中、手術後の死亡ありうるといわれています。
じゃあ、抗血栓薬をどんどん使えば!となるのですが、そうすると大腸がんから出血してしまいます。
このジレンマのなかで、うまくバランスをとって抗血栓薬点滴を1週間はつづけるようです。5月2日、手術が可能か会議をするそうです。いずれにしても死をかけることになりそうです。
- 2016年04月29日 05:11
- 凄い行動力に元気付けられます。免疫力アップして乗り切って頑張ってください。途中の経過も大変と思いますが御家族に伝えてもらえてたらと思います。元気に戻られることをお祈りします。
- 2016年04月29日 00:18
- 角さんは負けない!負けるはずがない!
SulSup先生、カッコよすぎる!
- 2016年04月28日 23:12
- 良い結果とともに戻られますように。
- 2016年04月28日 20:31
- 初めまして。
以前からブログを拝見しております。
私の夫は,10年前に直腸がん(術後二度肺に転移)に始まり,前立腺がん(小線源・放射線治療後転移が見つかり現在リュープリン・カソデックス治療中),その後,食道がん(リンパ節転移有)が見つかり手術を受け現在は経過観察中です。
直腸がんと食道がんのときには抗がん剤治療も経験しました。
度重なる入院は本当に大変だと思いますが,角さんが元気になって戻られることを心から祈っております。
- 2016年04月28日 18:00
- 我が家も色々ありました。
頑張ってください。又お逢いしましょうね。
- 2016年04月28日 17:28
- 多くの進行した前立腺癌の患者さんやご家族がこのブログをご覧になっているかと思います。
病状、治療法などで気になることがあれば、これに書き込まれてかまいません。
時間が許す限り、極力お答えいたします。
ただし、そのときはしっかりと診断時の癌の状況と、治療内容、画像・PSA等の推移をできるだけ詳しく書いてください(角さんがいつも整理整頓してくれているように)。
また、今までもそうでしたが、こういうサイトでは、私は客観的な事(事実)しか返事ができませんので、時として厳しい現実を書いてしまうかもしれません。そのことをご理解ください。
また、治療法については、日本の健康保険で許されている治療法の範囲内でしか推奨しませんし、民間療法的なものは無視、ないし反対しますので、ご了承ください。
- 2016年04月28日 15:40
- 角さんの病状が、自分のことのように気になります。
改善すればホッとします。
元気に戻られることを願っています。
前向きに、行ってらっしゃいませ!!!(^^)y
- 2016年04月28日 14:46
- 応援することしか出来ませんが、頑張ってください。
本気で応援してます。ここは、唯一病気に向き合える心の拠り所です。
治療開始から、早いもので半年がたちました。あっという間です。
PSAも 73.34→4.06→1.77→1.27→1.08→1.03
下げ止まってしまったのか?、まだ、下がっているのか?不安でたまりません。
やはりGS9では、下がりにくいのですかね。
ここには、色々な症例、症状があり、それぞれの治療があり、ここの皆さんが、開拓してくれたおかげで、自分は、次への道筋がたちます。本当に救われています。
これからは、自分もその一人として、症状だけでも書いていきたいと思います。
よろしくお願いします。
- 2016年04月28日 12:24
- 角さん
幸運を信じ、お祈り申し上げます!
- 2016年04月28日 08:16
- 角さん
一連の治療に少し時間がかかりそうですが、元気にこのブログに戻ってきてください。
途中、気になることがあれば、ご家族の方にでも伝えて、書いてください。
また、他の方も気になることがあれば、このブログをお借りして意見を述べさせていただきます(角さん承認済み?)
- 2016年04月28日 02:30
- 早く戻って来てくださいね。リーダー的な角さんがいないと淋しいので!
大阪より、お祈りしてます。
頑張って!いってらしゃー
奥にできていた12月に確認された方の肝転移は焼灼が少々難しかったようです。
CTの結果は、all right ということで明日仮退院の運びとなりました。
次は、同じ病院の消化器外科の先生のもとで、直腸がんの手術をする予定です。