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2017年04月16日「新緑を楽しむピクニック」のお知らせ --- in 森林公園
    • 23. So
    •  
    • 2017年04月22日 17:53
    • Sulsup先生

      先生から頂いた13.のコメントを最初に読んだときは、イクスタンジとザイティガに交差耐性があるのは理解しておりましたが、これらのホルモン新薬とドセタキセルの交差耐性については、“はなから無いもの”と思って読んでいたので、仰る意味が今一つ良く理解できておりませんでした。 先生からの20.のコメントを頂いた後に13.を読み直し、やっとそれが理解できました。 大変失礼いたしました。 仰る通り、ネットで得られる情報はどこまでが正しいものなのか、どれが父のケースに当てはまるものなのか、私には判断がつきません。 であればこそ、実際に父と向き合って、責任のある立場で治療をしてくださる主治医の判断が、結局は一番信頼できるものなのだと思います。

      角さん

      いつものことながら、親切なコメント有難うございます。 このラビリンスは奥が深いですが、抜け出るのはやはり初心に帰ることかなと思っています。 昨年七月にこの病気と向き合ったとき、父と決めたのはQOL重視の治療方針でした。 いろいろ調べ、知るうちに、私にだけ欲が出てきたのかも知れません。 今日一緒に菊の小鉢上げをしながら、何気なく父と話しましたところ、‟やっぱり俺は抗がん剤はやりたくない”と言っていました。 でもこれは角さんのブログに出会う前の私と同じ、漠然とした抗がん剤への恐怖から出ている言葉と思います。 まだあと一月ありますので、私が調べた抗がん剤のPros&Consを分かりやすく父に説明して、来月の定期健診の臨みたいと思っております。
    • 22. 角さん
    •  
    • 2017年04月21日 10:18
    • Soさんへ

      Soさん! だんだん疑心暗鬼のラビリンスに、入って行っているような気がします。

      整理してみましょう。
      ①交差耐性ですが、
        新薬間:イクスタンジ ← → ザイティガ ○
        抗がん剤と新薬:ドセタキセル ← → イクスタンジ ・ザイティガ △ or ×
      ・新薬での交差耐性は「あり」だと思います。作用機序が結局は同じだからです。
      ・抗がん剤と新薬は、自分の体験では「ない方に近い」と思います。
      ・イクスタンジが先か、ザイティガが先かという問題は、相互に「交差耐性」があるので
       一方を投与した後は、残りの一方は効きが悪いと思います。なので、新薬は2剤あるの
       ですが「1剤+α(おまけ)」のように考えた方が、気が楽になると思います。
       自分は、発売順で選択の余地はなく、イクスタンジを処方してもらいました。

      ②ドセタキセルが先かイクスタンジ・ザイティガが先か

       ここでも迷うのですね。心配はよくわかりますが、この点に関しては確証はないのです。やってみるしかないのです。乱暴な言い方をすると、トータルではそれほどはっきりとした、差はないのではないのでしょうか。
       基本的な考え方は、「トータル=新薬と抗がん剤を合計した薬効期間」を考えることなのかなと思います。ただ一般的には、患者としては抗がん剤は忌避したいので、新薬→抗がん剤 が多いのは当然ですよね。

      自分の投与期間の例です。(投与期間中2~3の薬や他の手術・治療を挟みますが、効いたと思われる期間です)
       ドセタキセル(4週ごと投与)3か月 ○ 
        ↓(9か月おいて)
       イクスタンジ 9か月 ○  
        ↓(10か月おいて)
       ドセタキセル(2週ごと半量投与)12か月 ○ 
      イクスタンジとドセタキセル合わせて、24か月の薬効があったと思います。

       ザイティガはイクスタンジの後3か月投薬しましたが、PSA値を下げるあるいは少なくても横ばいにすることはありませんでした。 以上です。参考までに。 
    • 21. 角さん
    •  
    • 2017年04月21日 09:36
    • 銀さんへ

      コメントありがとうございます。
       銀さんのお父様も、ゾーフィゴを投与されているのですね。
      回数も4回(自分は3回)終了ということで、親近感を感じますね。

       Hb 8.x や胃瘻ということ、前立腺がん以外のことにも注意を払われて、治療をなさっているのですね。

       四月は転勤の季節。主治医が変わられる方は多いですね。そんなことはないのだと思いますが、患者としては、また一から始まるのか、といった気持ちになってしまいますね。
       うまく次の主治医とのコミュニケーションをとられ、
      >本人が望むのであれば、次の治療を考えたいと思っています
      という思いを、実現するよう願っています。

      また、気軽にコメントください。 
    • 20. SulSup
    •  
    • 2017年04月21日 07:52
    • Soさん 角さん

      ドセタキセル後の新規ホルモン療法薬の「交差耐性」が云々について書かれているのを読んで、気持ちが揺れてきたなどと書いていますが、そのことに関しては、私は既に今回のこのブログの「13」に書いています。
      全く同じことです。
      私は難しい言葉をなるべく用いないようにしてわかりやすく書いていますので、しっかり読み直してください。
      他のサイトなどで、単に論文を読んで直訳し、ホルモン療法の弊害ばかりを羅列している方もおられますが、私から見ればナンセンスです。
      論文に書いていることは一見正しいことを書いているように見えるかもしれませんが、それに関しても、反対の意見を言う論文も数多くあるのです。
      そういう弊害ばかりを書いていると進行している患者さんにホルモン療法は使えなくなってしまいます。

      また、たとえ論文が事実を書いていても、1000人あるいはそれ以上の患者の統計をとって「数%の有意差で副作用が多かったので、その治療はダメだ」とか否定的なことを述べるのはとても違和感を覚えます。
      そういうのはあくまで大多数の患者を平均したデータであって、個々の患者さんでは治療に対する反応は様々です。ホルモン療法の良いところもしっかり考えていかなければなりません。
      ですから、「ダメもとで治療」という考え方もあると思います。

      最近の患者さんはネットの情報だけを鵜呑みにして、ああだこうだとよく言われます。
      いろいろな情報を得るのは良いことだとは思いますが、それを患者さん側から一方的に強く言うのはどうかと思います。
      ですから、私はよく「主治医と相談してください」という表現を使うのです。
      ここに書いてきた私の意見もブログの中の一つの意見で過ぎないし、間違っていることを書いている可能性もあるのです。
      ブログの中の情報がすべて正しいわけではないのです。 
    • 19. So
    •  
    • 2017年04月21日 01:12
    • 角さん

      ドセタキセル投与についての情報、有難うございます。とても参考になります。

      今日から早速ドセタキセル、イクスタンジ、ザイティガの情報集めを始めたのですが、いきなりこんな悩ましい記事に当たりました。

      「従来のホルモン製剤とドセタキセルのほかにエンザルタミドとアビラテロンが発売されたが、これら2剤とドセタキセルには交差耐性があるため、必ずしもそれぞれの薬剤が効果を示すわけではない」

      もう一つ、こんなのも。

      「化学療法未治療の去勢抵抗性前立腺癌(CRPC)に対するホルモン療法の順番として、アビラテロン-エンザルタミドの順番に投与する方がエンザルタミド-アビラテロンの順番に投与するよりも有用である可能性が明らかとなった。日本と米国の2施設のデータをレトロスペクティブに解析した結果、前立腺特異抗原(PSA)の無増悪生存期間(PFS)をアビラテロン-エンザルタミドの順番の方が延長できることが示された。また、多変量解析で、PSA-PFSだけでなく全生存期間(OS)についてもアビラテロン-エンザルタミドの順番の方が延長できることが示された。」

      どの道を選んでも正しい答えがないのであれば、逆にどの道を辿っても全部が正解なのかも知れません。また気持ちが揺れ出しています。この病気は本当に悩ましいです。 
    • 18. 銀
    •  
    • 2017年04月20日 23:18
    • 角さん
      ご無沙汰しております。
      体調はいかがですか?

      皆様のコメントなど、いつも参考にさせていただいています。
      その後の父ですが、1月よりゾーフィゴを始めて4回目が終わりました。
      とても良い関係を気づいていた主治医の転勤で次の先生とうまくやっていけるのか、心配しているところです。
            PSA ALP
      1月12日 204 514 ゾーフィゴ  
      2月 9日 253 334 ゾーフィゴ
      3月 9日 169  559   ゾーフィゴ  Hb8.1のため次週輸血のための検査
        16日 496 Hb8.4に上がったので輸血なし
      4月 6日 未 343   ゾーフィゴ
       
      父は胃瘻なので、食欲不振とかはわからないのですが、痛みなども訴えは少なくなりました。

      今は、デカドロン1錠とリュープリン6ヶ月製剤です。

      今までの主治医は年齢に関係なく、使える薬を提示してくれて
      その時の状態とリスクを考えて決めていきましょう、と言ってくれて
      本人も喜んでいましたが、変わった先生は84歳だし、この次の薬はないねと言われていまいました。
      本人が望むのであれば、次の治療を考えたいと思っています。

      あと2回ゾーフィゴをやる間に皆様のお話などを参考にさせていただいて
      考えたいと思います。
       よろしくお願いします。
    • 17. 角さん
    •  
    • 2017年04月20日 11:43
    • Soさんへ

       SulSup先生は、明日から鹿児島で開かれる泌尿器学会のため、おそらくお忙しいと思います。それとドセタキセルの選択をしたのであれば、もうSulSup先生の意見も必要ないのではないでしょうか。Soさんとお父様の決断次第です。

       あとは、主治医とドセタキセルの投与法をすり合わせるしかないのではないでしょうか。Soさんのコメントを読む限りでは、Soさんのお父様の主治医は、結構ご自分の治療方針を曲げられたくない医師かな?とも思います。
       主治医とうまくやらないと治療に支障をきたしますので、「よく見聞きし 分かり
      そして忘れず(宮沢賢治)」みたいな対応ができれば最高だと思います。

      ドセタキセルの投与法については、
      2016年07月17日
      「ドセタキセルの投与法について --- 副作用を抑える投与法」
      に書きました。ぜひご覧ください。
       Soさんのお父様の場合は、3週間毎に55mg/㎡の投与ということ。(4週間ごとの間違いではないですよね?)自分の経験から考えると、これは結構きついのではないかと思います。
       
       普通の場合でも多くの場合、70mg/㎡ ~75mg/㎡× 体表面積 で4週間ごと。このやり方は、自分がはいじめてドセタキセルを投与したやり方です。3回で副作用に耐えられなくなりました。
      仮に体表面積を1.5として12週間かけて投与したとして計算してみます。4週ごとでは3回、3週ごとでは4回の投与になりますので、
       70mg/㎡ × 1.5 × 3回=315 mg(70mg/㎡ が 75mg/㎡ でも337.5mg)
       55mg/㎡ × 1.5 × 4回=330 mg
      どうでしょうか。高齢の方に配慮している投与でしょうか。

       もし2週間半量投与が難しいのなら、「ロードーズ・ロングインターバル:鈴木啓悦先生:「名医が語る治療法のすべて」158pに載っている投与法がいいかもしれません。
      (今はこの本は改訂されて「名医が語る最新・最良の治療 前立腺がん」になっているかも。)

      また、体表面積を求めるサイトは
      http://keisan.casio.jp/exec/system/1161228735

    • 16. 角さん
    •  
    • 2017年04月20日 09:48
    • 紫陽花さんへ

      お久しぶりです。コメントありがとうございます。
       ご主人、PSA2500でも、小康状態を保たれて、日々暮らされている姿が目に浮かびます。痛みもなんとかなっているとのこと、とても大事ですね。
       PSAが高くても、転移先の急激な増悪がなければ、大丈夫ということが分かって、自分などはとても勇気づけられます。

       リンデロン錠は、ステロイド剤ですね。プレドニンとかデカドロンとかは自分も処方していただきましたが、この薬の名前は初めてです。
       いずれにしろ、この薬でQOLが保たれていれば、それにこしたことはありませんね。
      とにかく一日中臥してしたり、気持が落ち込む、なんてことが一番避けたいことですね。

       森林公園の件、残念です、、。緑の中は気持がいいのですが、確かに勾配も多いですから歩くのがきついですね。(なんとかなればなぁ。)
      またいつでもコメント、ください。

    • 15. So
    •  
    • 2017年04月19日 22:56
    • Sulsup先生

      お返事有難うございます。 どちらの道を選んでも正しい答えが無いのであれば、私は挑戦する方の一歩を選びたいと思います。 その方が後悔が少ないので。 ただこれは私が決められる問題ではないので、私は情報集めに専念し、最終的には父の意思に従います。 もちろん主治医とも相談し、アドバイスも頂きながら。

      昨日新しい主治医に、仮にドセタキセルの選択をした場合、2週間毎の半量投与が可能かどうか聞いたところ、あっさりNoの答えでした。 保険で認められないからだそうです。 医療機関で差があるのですね。 今の病院でドセタキセルをお願いするとなると、父のような老人に対しては、3週間毎に55mg/㎡の投与となるそうです。もしご意見あればお聞かせください。 
    • 14. 紫陽花
    •  
    • 2017年04月19日 21:56
    • こんばんは、久しぶりのコメント蘭へ
        地域医療にもやっと慣れ、少し余裕が出来ました。
      主人はPSAだけはドンドン上がり今2500です。でも体の痛み少しありましたが、
      お薬、リンデロン錠を服用するようになってから、痛みもなく、食欲がビックリするほど
      出てきてくれました。歩くのは20分ぐらいが限度で・・・・
      今回の森林公園とても参加したいのですが、電車無理ですし、私の運転では
      自信がないので諦めます。是非皆様のご様子ブログに載せてくださいね。
      楽しみに待っております。
      皆様にとりまして有意義な、楽しい一日でありますように、晴れてくれますように
      祈ります。 
    • 13. SulSup
    •  
    • 2017年04月19日 15:25
    • Soさん 角さん

      一般的なことを言えば、ドセタキセルの後はイクスタンジやザイティガの効果は限定的だと言わざるを得ません。
      しかし、それはあくまでドセタキセル後の有効期間ということであって、ドセタキセルとイクスタンジなどの治療期間の合計はどうかということは誰にもわかりません。
      またその逆も同じです。
      イクスタンジが先かドセタキセルが先かという臨床試験は今まで報告はないので、答えはありません。

      Soさんが考えていることも、おそらく考えられることだと思います。
      ですから、患者さんが抗癌剤を嫌がらなければ、ドセタキセルをしばらく投与して、そのあとにホルモン療法にもどるということのほうも良いかもしれません。
      これも正しい答えがあるわけではありません。

      ただ、抗癌剤を嫌がる患者さんの方が圧倒的に多いので、ダメもとでのホルモン療法というのでも良いと思います。

      何度も言いますが、主治医とよく相談されてください。 
    • 12. So
    •  
    • 2017年04月19日 09:57
    • 角さん、Sulsup先生

       親身なアドバイスを頂き本当に感謝申し上げます。決断まであと1ヶ月ありますので、私なりにドセタキセル、イクスタンジ、ザイティガのことをもっと調べて、その上で父と相談・決断しようと思います。 

       Sulsup先生にお聞きしたいのですが、イクスタンジ若しくはザイティガを使うのは、ドセタキセルの前と後、どちらがより有効だと考えられますか?  
       昨日の新しい主治医の話、角さんの体験談を総括して思うのですが、今父の体の中でホルモン非依存性の癌が増殖しだしているのであれば、先にドセタキセルでこれらの数を減らしてから、ホルモンの最終兵器を使った方が、その効果が発揮される確率がよりアップするのでは?と考え出している次第です。

       奇しくも角さんの投薬のご経緯は、この仮説を裏付けます。恐らく父は抗がん剤は長く使えず、直ぐに悲鳴を上げると思うので、やっても2~3クール、それでもその分だけホルモン非依存性の癌の数は減りますか? 
       私としては、もう残されたイクスタンジ若しくはザイティガに賭けるしかないと考えており、そのホルモン最終兵器が最高の状態で投入できるタイミングを計ってみたいと思うのです。 
    • 11. 角さん
    •  
    • 2017年04月19日 08:54
    • SulSup先生へ

       自分のケースも含め、貴重なアドバイス、重ね重ねありがとうございます。
      期せずして、Soさんにとっては「セカンドオピニオン」になったのではないでしょうか。

       先生のように、臨床や研究で培われた選択肢が全て手中にある医師は、慌てることなく「ダメ元で試してみる」という、flexibleな治療・処方をできると思うのですが、(そういう意味で今本当に先生の凄さを実感できているのですが、)そんな医師は、ほとんどいません。
       Soさんの主治医もしかりで、患者に寄り添ってくれているとは思えませんね。ドセタキセルありきですね。でもSoさんがしっかりなさっているので、SulSup先生のアドバイスも取り入れられて決断をなさると思います。

       鹿児島での泌尿器学会でいろんな成果の発表があると思うのですが、そういうのが患者に反映されるものですと、本当にいいと思います。

    • 10. SulSup
    •  
    • 2017年04月19日 08:18
    • 角さん、Soさん

      治療前に内臓転移があったりした場合、再燃したときにはやはりドセタキセルの方が良いようには思います。
      これはドセタキセルとホルモン療法薬のどちらがよく効くかということの比較なので、やはりドセタキセルだろうという判断です。
      しかし、ホルモン療法薬も使ってみなければ、効果はわかりません。
      例外的な症例はいくらでもあります。
      再燃時にPSAはSoさんの場合より若干高めですが、骨転移がsuperscanといわれるびまん性の骨転移(BSIもオダイン無効時に8以上ありました)の状態の患者さんでも、イクスタンジが劇的に効いて、2年間PSAが0.008で、BSIがまだ低下し続けている患者さんもいます。
      ダメもとで1ヶ月間だけ別のホルモン療法を行って、効果をみて、効果がなければドセタキセルを考えるというやりかたがあっても良いと思います。
      あとは主治医との相談です。
      それと、骨シンチと造影CTで転移が落ち着いていても、PSAだけが上昇している場合、一度はPET-CTを行っても良いかもしれません。
      内臓転移がある場合は、よりこまめに画像評価をしたほうが良いですね。

      2日後から泌尿器科学会があるので、勉強してきます。 
    • 9. 角さん
    •  
    • 2017年04月19日 06:43
    • SulSup先生へ  Soさんへ  

      新しい主治医の言う、
      >ホルモン非依存性の癌細胞が暴れだしているので、これ以上のホルモン療法は無駄。
      >今後エストラサイトやプロセキソール等を試しても無意味。

       この主治医の指摘は、説得力がありますね。薬選びに慎重になりすぎて、イクスタンジ・ザイティガ、ドセタキセルに行くまでの時間をできるだけ稼ごうと思ってらっしゃるとSoさんだと思うのですが、タイミングを考えて効く薬を思い切って使えと言ってらっしゃるのですね。(今の所転移先の肺・肝臓・骨は今の所ホルモン療法で縮小しているが、今後は増悪するかもしれないぞ、ということですかね)

       そうなると、イクスタンジと、ザイティガは交差耐性があるので、結局ホルモン薬の最終兵器イクスタンジ (ザイティガ)or ドセタキセルを使うかの判断だと思います。

      ここでSulSup先生にお聞きしたいのですが、
       Soさんお父様のケース(詳細はコメント8に書いてあります)で、再燃後オダイン無効となった場合でも、ヴィンテージのホルモン剤は有効でしょうか、有効だとしたら何を処方してもらったらいいのでしょうか。

       それとも、この新しい主治医の先生の言うように、エストラサイトやプロセキソールはスルーして、ドセタキセルを使用すべきなのでしょうか。

       ここで、自分の経験が思い出されるのですが、再燃後すぐドセタキセルでした。3回で中止しましたが、それがその後のイクスタンジ(その当時はポストケモのみで使用OKでしたのでこれもラッキーでした)がよく効くといった状況をももたらしたようにも思います。さらには再度のドセタキセルも1年間効きました。
    • 8. So
    •  
    • 2017年04月18日 23:23
    • <続きです>
      このブログで角さんやSulsup先生の教えを乞うている私としては、何となくすっきりしないものがありましたが、この先生が仰られていることも間違ってはいないのだと思います。 今日は父の後に4-5名患者さんが待たれており、話の途中で時間切れとなりました。 引き続きオダインを4週間分処方していただき、一月後の結果を見て、抗がん剤、もしくはザイテイガOrイクスタンジを選択することとなりそうです。  
      ------------------------------
      現在78歳の父が2016年6月、77歳9か月で前立腺癌と診断
      初診時:PSA=338、G.S.=8、ステージD2
      転移は両肺に最大7㎝のMultiple、肝臓両葉に最大5㎝のMultiple、右恥骨。 リンパ転移は無し。

      <PSAとALPの推移>
      PSA /ALP
      7月 338/未測定 (カソデックスとゴナックスのCAB療法開始)
      8月 13.7/未測定
      9月 1.59/394
      10月 0.55/354
      11月 0.32/333 (ゾメタ開始)
      12月 0.27/320
      1月 0.31/276
      2月 0.52/237 (再燃と診断、カソデックスを中止しAWSを一カ月試すこととする)
      3月 0.99/228 (AWS無効のため、オダインに切り替える)
      4月 2.13/223 (オダインをもう一月継続し、5月のPSAを見て今後の方針を決める)
      <CT検査>
      9月 肺、肝臓の転移縮小
      12月 肺、肝臓の転移引き続き縮小(肺の転移はほぼ消滅)
      3月 前回12月と比べて著変なく、肺の転移については引き続き縮小。前立腺周りも変化なし。
      <骨シンチ>
      11月 恥骨・坐骨の集積改善
      2月 恥骨・坐骨の集積引き続き改善(Bonenaviに変更BSI=0.157、Hs=2)
    • 7. So
    •  
    • 2017年04月18日 23:21
    • 角さん

      本日父の定期健診に行って参りました。
       カソデックスが無効となり、1カ月のAWSのあとオダインに切り替え最初の検診でしたが、期待に反しPSAは先月の0.99から2.13へと引き続き倍加を辿っておりました。

       今日から主治医が代わりましたが、今度の先生はハッキリと意見を仰る方で、父のケースはもうホルモン非依存性の癌細胞が暴れだしているので、これ以上のホルモン療法は無駄であるとのお見立てです。
       前立腺癌は骨に転移しやすく、ここまでならばホルモンの交換療法も効くケースはあるが、父の場合はその段階を通り越して肺・肝へ激しく転移したところから始まった治療なので、今後エストラサイトやプロセキソール等を試しても無意味であり、それよりタイミングを逃すことで効く薬(つまりドセタキセル)が効かなくなるリスクの方を考えるべきとキッパリと仰られました。

       ホルモンで癌の餌を断つよりも、将来的な骨折などのリスクを考えると、癌細胞自体を攻撃する治療を優先すべきだとのご意見です。
       抗がん剤なら比較的副作用の少ないUFTはどうかと聞いてみましたが、UFTは過去使ったことがないし、効かない薬と言われている、もしどうしてもというなら上の意見を聞いてみるが、恐らくやめろと言われるだろうと。
       プロスタールなんかも、もはやアメリカでは使われない過去の薬だそうで、先ずは効果が期待される新しい薬を使ってから、そのあとの気休め程度に過去の薬を使うのが今の治療の常識のようです。(もし不満があるのならいつでも紹介状を書くので、他の病院でセカンドオピニオンンを聞いてみては?とも言われました。) 
    • 6. SulSup
    •  
    • 2017年04月18日 21:52
    • 角さん

      ゾーフィゴとゾメタやランマークとの併用は決して相性は悪くないと思います。
      私たちはそれほど多くの患者さんゾーフィゴを行っているわけではありませんが、メタストロン(ストロンチウム-89)の論文を見る限り、併用の方が良い結果になっています。
      ですから、私たちも使用できる患者さんには併用しています。
    • 5. 角さん
    •  
    • 2017年04月18日 19:52
    • SulSup先生へ

       今日、CT撮影のため、がんセンターへ行きましたが、そこで、このブログにコメントを寄せられている「ひまわり」さんに、お会いました。
       検査を待っていた時、声をかけていただきいろいろお話できました。お父様とも、お話できました。お父様は6回のゾーフィゴを終えられて、今はプロセキソールを処方され、ゾメタを投与しているとのことです、

       このお話の中で、自分と違う点があったので、お聞きしたいと思います。
      --------------------------------
      ゾーフィゴ投与中に、ゾメタを併用するのは標準治療でしょうか、それともオプショナルな治療でしょうか。
      --------------------------------
       自分はゾメタ投与なしです。一方、ひまわりさんのお父様は、ゾメタを同時に投与したとおっしゃっていました。主治医は、同じ先生です。

       PSAに関して、イクスタンジの効きが悪くなっているので中止して、ゾメタを投与したほうがいいのかなともふと、考えた次第です。
    • 4. So
    •  
    • 2017年04月16日 22:55
    • 角さん

      了解です。それではブルーシートと折りたたみテーブル、夏日になるようならタープも持って参ります。

      できるだけ沢山の方に参加してもらえると良いですね。

      当日、よろしくお願いいたします。 
    • 3. 角さん
    •  
    • 2017年04月16日 19:58
    • Soさんへ

       まぁ、下見をかねて妻と行ってきましたが、自分は「身体障害者手帳」を持っているので駐車料金、入園料金ともかかりません。
       妻の方も同伴者1名は無料ということで、気にしなくていいですよ。

       むしろ、わりと自宅から近いところにあるのに、今まで1回も園内に入ったことはなく、いい体験をさせていただく機会を与えていただいたと思っております。

      質問の件ですが、
      ここは、バーベキュー(手ぶらプランあるいは器具レンタルプラン)もできるエリアなので、全然問題はありません。
      折りたたみテーブルは、持込禁止品には入っていません。
      http://www.shinrinkoen.jp/guide/attention.html
      大丈夫だと思います。
      ダメなら、改札で止められると思います。
      よろしくお願いいたします。

    • 2. So
    •  
    • 2017年04月16日 19:39
    • 角さん

      下見に行って頂いたようで、お手数をおかけし申し訳ありません。 でもこれで集合場所がよく分かりました。

      展望レストラン前の芝生は、レジャーシートを張ったりするのは禁止ですか? OKなら毎年花見に使っている大きなブルーシート(10人くらいは座れます)と折りたたみテーブルを持って行こうかと思います。 手弁当の方々は、ご一緒にどうぞ。
    • 1. 角さん
    •  
    • 2017年04月16日 19:31
    •  So さん、
      これでどうでしょうか。

      5月は、新緑がとてもいいそうです。
      前立腺がんの患者さんは、ご高齢の方も多いと思いますが、日本の懐かしい里山の風景と、広葉樹の木漏れ日などに癒されると思います。

      また、「お知らせ」にこれを入れて欲しい・ここは間違いではなど、お気付きの点があれば、コメントお願いします。

2017年04月26日 桜の次は牡丹。 --- 一つ一つがゴージャス。
    • 4. 角さん
    •  
    • 2017年04月28日 19:27
    • kimimikiさんへ

       車で30分ぐらいのところに、牡丹園もあります。また境内の牡丹が有名な神社もありますが、わざわざ人ごみの中に行かなくても、家の庭でこれくらいの牡丹が見られれば最高です。
       栽培する楽しさもありますからね。
      まだかなり小さい白い牡丹が、蕾をひとつだけ付けています。もうすぐ咲きそうです。 
    • 3. kimimiki
    •  
    • 2017年04月28日 18:41
    • お庭で牡丹を楽しめるなんて素晴らしいですね。
      大昔に両親と牡丹を見に行った時の事を思い出しました。
      まさに ゴウジャスですね! 
    • 2. 角さん
    •  
    • 2017年04月27日 18:34
    • 紫陽花さんへ

      コメントありがとうございます。
      牡丹を栽培しているなんて、すごいですね。
      自分は亡き義理の母と妻が、面倒を見てくれていた・いるので、このような咲き誇った状態を見られているわけです。

      白い牡丹もありますが、それは未だ枝が小さいので咲いていません。
      咲き出すと、すぐですよ。
      黄色の牡丹もいいですね。ぜひアップしてください。
    • 1. 紫陽花
    •  
    • 2017年04月27日 16:34
    • 素敵ですね、とてもゴージャス
      我が家のボタンは黄色、でもまだ蕾
      我が家は日当たりはあまり好くないので、
      庭で一番の場所ですが・・・・・
      楽しみにしております。
      今年はパソコン調子悪し、アップできるかな?
      有難う御座いました。

2017年04月27日 肺・肝臓・大腸がん縫合部、異常なし!
    • 5. たけちゃん
    •  
    • 2017年04月30日 16:55
    • sulsup先生

      連休中にもかかわらず貴重なアドバイスありがとうございます。

      角さん

      小生の不安を察して戴きsulsup先生への質問までして戴き感謝しています。
      骨折箇所もだいぶ良くなり、慢心していました。
      骨転移早め早めの対応が必要ですね。
      これからもよろしくお願いします。

    • 4. たけちゃん
    •  
    • 2017年04月30日 11:07
    • いつも的確なコメントありがとうございます。

      骨治療は3月17日にも主治医に確認したのですが、ホルモン治療で骨折箇所も改善しているのでこのまま様子を見るとのことでした。
      今回(4月29日)も主治医(泌尿)整形外科医とも当日のCTで骨折箇所が良くなっているとのことでした。

      またBONENAVIなど設備の整った病院探し初めてます。
      近くにガンセンター東病院が有りますので早急に実施します。

      毎回的確なコメントありがとうございます。

    • 3. SulSup
    •  
    • 2017年04月30日 10:43
    • たけちゃんさん 角さん

      PSAは今回下がり止まりのように見えますが、Alpはまだ低下しているので、あせらなくてもよいかもしれません。
      ただ、既に前立腺癌の骨転移による病的骨折を起こしているので、口腔内のケアをしてもらいながらゾメタなどをしておくと良いと思います。
      それと、CTと骨シンチを定期的に行ってくれる病院で、かつ採血したその日にPSAやAlpがわかる病院の方が、今後病状が悪化するときに備えて早く対処してくれると思います。(さすがに画像結果はすぐにはわからないとは思いますが)
      住まれている場所と病院の位置関係など難しい点はあるとは思いますが。
    • 2. 角さん
    •  
    • 2017年04月30日 10:22
    • SulSup先生へ  たけちゃんへ

      コメントありがとうございます。
      たけちゃんの病状をまとめます。

      ・66歳、2016年11月(?)に寛骨臼を 骨折、救急車で総合病院に搬送され前立腺がん転移による病的骨折である事が判明

      ・経過
      GS:7、T2N0M1b リュープリン+カソデックスのCAB療法
             PSA    ALP 
      11月24日   241    2058 (入院時) 
      1月6日    10・43   676 
      2月10日    0・76   350 
      3月17日    0・75   285
      (4月のデータは来月)
       確かにnadir(最低値)に近くなっている気がしますが、まだ再燃ではないですね。

       たけちゃんのコメントでは「骨」の治療が出てこないのですが、骨折を起こしてるぐらいですから、ゾメタとかやられていますか。骨の管理が重要だと思われますが。
       また骨転移とは、ずっと付き合わなければならないので、できればですがBONENAVIで骨の様子を解析してくれる病院がいいと思いますが、、。(個人個人、事情がありますから、ここはご自分の状況で判断なさってください。)

       これからの治療の節目は「2017年03月14日 ゾーフィゴ2回目投与 --- PSAは、なんと、下がる!」のコメントの8に書いた通りです。

      SulSup先生へ

      連休中すみません。
       たけちゃんのように、まだ再燃に至っていない場合、再燃までの期間を延ばす方法はあるのでしょうか。
    • 1. たけちゃん
    •  
    • 2017年04月30日 06:28

    • 定期診察に行ってきました。
      PSA /ALP
      2016/11/25 241 /2058
      2017/01/06 10.43/ 676
      02/10 0・76/350
      03/17 0・75/285
      ( 検査値が分かるのは1カ月後)
      早くもPSA値下げ止まり科、非常に不安です。